今回は、北欧食器ブランドについて紹介します!
北欧食器を初めて買う方、ちょっと気になっている方に向けて、この記事では主なブランドをピックアップ。
おすすめしたいアイテムも合わせてご紹介します。
和食器とも相性がいいのでぜひチェックしてくださいね!
北欧食器の商品が先に見てみたい!という方は、こちらからご覧いただけます。
目次
北欧食器ってどんなもの?
北欧食器とは、フィンランドやノルウェー、スウェーデン、アイスランドなど、主にヨーロッパ北部で生まれた食器のことをいいます。
特徴は、鮮やかな色づかいと自然をモチーフにしたデザイン。
日照時間が短い北欧の国々は、家で過ごす時間が長く、カラフルな商品が多いといわれています。
葉っぱや花など植物や果物、動物をモダンにアレンジした柄など、数十年前のデザインが今でも使われています。
また、かたちはシンプルで、レンジやオープン、食洗機にも対応。
スタッキングもしやすく機能性も抜群!
実用的で美しいデザインの品々は、世界中で愛用されているのも納得ですね。
ここからは、国別に主な北欧食器ブランドを紹介します。
まずはフィンランドからスタートです!
ARABIA アラビア
スウェーデンのロールストランド製陶所の子会社としてスタートしたアラビア。
デザイン性に優れているだけでなく、使い手に配慮した実用的な商品を作り続けています。
カイ・フランク、ビルイエル・カイピアイネン、ヘイッキ・オルボラなどの世界的デザイナーが手がけたシリーズは時代を超えて愛されています。
Paratiisi パラティッシ
1969年に生まれたアラビアを代表するシリーズ。
”プリンス オブ セラミック” や ”キング オブ デコレーター” と称されたビルガー・カイピアイネンが手がけました。
”パラティッシ”はフィンランド語で楽園という意味。
フルーツや花が大胆に描かれた独特な構図が特徴です。
ブルー&イエローのカラータイプが初期のデザインで、1972年にブラックが誕生。
2012年には、フィンランドの百貨店「ストックマン」の創業150周年記念にパープルが登場しました。色づかいがシンプルなので、和食器とも合わせやすいですよ。
パラティッシのアイテムはこちらからご覧いただけます。
24h TUOKIO トゥオキオ
フィンランド語で”瞬間”を意味するトゥオキオ。
ブルーの模様1つ1つが大切な瞬間を表しているように見えます。
デザインは、フィンランドのデザインデュオ、ヘロリンネ&カッリオが手がけました。
シェイプはヘイッキ・オルボラによる24hシリーズのもので、24時間使えることをコンセプトにしています。
和洋中、どんなメニューとも合わせやすいオールマイティなシリーズです。
トゥオキオのアイテムはこちらからご覧いただけます。
24h Avec アベック
2003年にアラビア創業130周年を記念してデザインされました。
当初はブルー、グリーン、ブラウン、ベージュの4色展開で、2015年にパープルが加わりました。
放射状に描かれた細かいラインは、プレートの緩やかなカーブにフィットするようにデザインされているそう。
トゥオキオ同様、朝から晩まで使えることがコンセプトで、ふだん使いに最適です。
おすすめアイテム
24h アベック プレート 26cm ブルー
一見すると、和食器にも見えるブルーのプレート。
染付や印判など手持ちの食器と合わせやすいのもおすすめのポイントです。
朝食には、ワンプレートに、昼食には麺類を、夕食にはメインディッシュを盛り付けるなど、1枚あると心強いです。
アベックのアイテムはこちらからご覧いただけます。
iittala イッタラ
1881年にフィンランドのイッタラ村にあるガラス工場から始まったイッタラ。
ブランドを代表するデザイナー、カイ・フランクとアルヴァ・アアルトの理念は、「単独でも個性豊かなデザインでありながら、自由な組み合わせが可能で、用途が広い製品」というもの。
芸術性がありながら使い勝手にこだわった商品の数々は、いまも私たちの暮らしを彩っています。
Teema ティーマ
かたち、サイズおよび色の組合せが無限に楽しめる、イッタラを代表するシリーズです。
機能性も抜群で、電子レンジやオーブン、食洗機の使用も可能。
冷凍庫にもいれられるので、調理から配膳、保存までこのシリーズで完結するのが魅力です。
また、丸・四角形など単純な形で構成されているのも特徴。
デザイナーのカイ・フランクが語っているように「必要な装飾は色だけ」。
ライフスタイルの変化に合わせて、買い足すことができる万能アイテムです。
おすすめアイテム
ティーマ ボウル 15cm ハニー
お料理が映える鮮やかなイエローで、定番色のホワイトはもちろん、パールグレーなどティーマの他の色との相性も抜群です。
サラダボウルとしてはもちろん、スープボウルやシリアルボウル、また、ご飯茶碗や小鉢として、朝食から夕食まで毎日活躍してくれる万能アイテムです。
Kastehelmi カステヘルミ
フィンランド語で「露のしずく」という意味のカステヘルミ。
1964年にオイバ・トイッカがデザインし、2010年にリニューアルされました。
朝日を浴び、真珠のようにきらめく朝露にインスピレーションを得てデザインしたそうです。
しずくのようなデコレーションは、もとは、製造過程で残った接合部を隠すためのアイデア。
トイッカはこれをとても気にいったため、全体にあしらわれることになりました。
シンプルながら装飾性のある華やかなガラスの食器は、プレゼントにも人気です。
Aino Aalto アイノ・アアルト
1932年に誕生した、現在発売されている商品の中で最も長い歴史を誇るデザインです。
ミラノ・トリエンナーレ展で金賞を受賞したことで、一躍有名になりました。
リング状のデザインは水の波紋にインスピレーションを得たもの。
ソフトドリンクからアルコールまでさまざまなドリンクに使える汎用性のあるデザイン。
スタッキングできるのもうれしいところです。
Marimekko マリメッコ
1951年にアルミ・ラティア創業したデザインハウスです。
その特徴は、植物など自然のモチーフを大胆な色づかいで描かれた多彩なデザイン。
これまでに手がけたデザインの数は3,500種類。
そのタイムレスなデザインは、何千色ものカラーパレットに染められ、何度も繰り返し登場しています。
また、毎年のように新たなデザイナーが加わり、常に新商品も生まれています。
Unikko ウニッコ
マリメッコを代表する、ケシの花をモチーフにしたデザイン。
ワンカラーの花柄が大胆に配置されたインパクトのあるデザインは、あるだけで食卓を明るくしてくれます。
モノトーンやパステル系まで、カラーバリエーションも豊富。毎年少しずつクレクションしたくなります。
おすすめアイテム
Unikko プレート
モノトーンの配色の器は、どんなメニューを盛り付けても様になります。
メインのおかず用やデザートプレートまで、幅広く使えるスクエアプレートは1枚あると便利ですよ。
マグカップをのせてお菓子やパンをのせてもいいですね。
PUKETTI プケッティ
プケッティは、フィンランド語で「花束」という意味。
1964年にアニカ・リマラによってデザインされウニッコなどと並ぶ定番柄となっています。
白い小花を束ねたブーケ柄は、離れてみるとドットや幾何学模様のようにも見え、季節を問わず使えます。
テーブルウェアだけでなくファションアイテムにも取り入れられ、人気を集めています。
Vihkiruusu ヴィヒキルース
ヴィヒキルースは、「ウェディングローズ」の意味。
クリスマスローズをモチーフにしたちょっと懐かしいデザインは、マイヤ・イソラが手がけました。
ブラックにふちどられていることで、ローズの柄がより引き立って見えます。
ちなみに写真右下のブルーグリーンの商品は2023年春夏限定として登場したもの。
結婚祝いや結婚記念日のプレゼントにもぴったりですね!
FINLAYSON フィンレイソン
フィンレイソンは、1820年に創業された、フィンランド最古のテキスタイルブランド。
フィンランドのどの家庭にもあると言われるくらい、親しまれています。
デザインの特徴は、北欧の自然やフィンランドのアートをモチーフにした、モダンな連続柄。
そのバリエーションは豊富で、何十年も愛される伝統柄からトレンドカラーをおさえた新柄までさまざま。
商品も寝具やインテリアアイテムだけでなく、テーブルウェアなど実用品まで幅広く、暮らしを彩っています。
ELEFANTTI エレファンティ
フィンレイソンといえば思い浮かぶ、ゾウのデザイン。
1969年にフィンレイソンと芸術デザイン大学が共催したコンペで、ライナ・コスケラが発表したものです。
ウールの生地で作られたぬいぐるみのゾウにインスピレーションを受けたといわれている、人気シリーズです。
おすすめアイテム
エレファンティ保存キャニスター 電子レンジ 3点セット
エレファンティのふた付き容器3点セット。
ふたをしたまま、電子レンジを使用できるのでラップが不要。
しかも、そのまま食卓に出せ、余ったら冷蔵庫へ保存できるすぐれものです。
ふたを外して、普通にボウルやフリーカップとして使うことができます。
色違いなので、組み合わせを変えて使うのも楽しいですよ。
箱付き商品のためちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。
CORONNA コロナ
「毎日の生活に美を」という、1950年代当時のキャッチフレーズを形にしたデザインです。
1958年にアイニ・ヴァーリが手がけました。
時を経ても古さを感じないタイムレスなデザインは、どんなメニューにも使えます。
セット商品も多く、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
ここからは、スウェーデンのブランドを紹介します。
Rörstrand ロールストランド
1726年スウェーデン王室御用達として創業。
欧州で2番目に古い歴史を持つ陶器メーカーです。
19世紀後半には、高品質で芸術性に優れた製品が評価され、国際的な賞をいくつも受賞。
食器シリーズ「ノーベル」は「ノーベル賞」の授賞式後の晩餐会で使用されています。
2001年にはイッタラの傘下に、2007年にはフィスカース社に買収され、現在は自らが生み出したアラビアと同一のブランドとなっています。
Mon Amie モナミ
モナミはフランス語で「友達・恋人」という意味で、ブランドを代表するロングセラーです。
1950年代に「スウェーデン陶器の母」といわれるマリアンヌ・ウエストマンがデザイン。
スケッチしたラブラドール ティー(イソツツジのこと)の花をモチーフにデザインしたそうです。
1980年に一度廃盤になりましたが、2009年に復刻。
マリアンヌ本人のリデザインにより再生産されました。
ブルー&ホワイトの2色使いの食器は、和食からエスニックまでどんなメニューにもマッチします。
おすすめアイテム
モナミ プレート18㎝
主菜用やデザートまで、幅広く使えるサイズです。
コバルトブルーのプレートは、波佐見焼などの和食器との相性も抜群。
季節を問わず使えるのもおすすめポイントです。
全面に花が描かれたプレートは、テーブルのアクセントに活躍しますよ。
Eden エデン
エデンの絵柄は、エデンの園でアダムとイブが食べてしまった禁断の果実、リンゴがモチーフ。
1960年代、ドイツ人陶芸家シグリット・リッチャーによって生まれました。
1972年に廃盤になりましたが、設立290周年を記念に復活。
過去40年にロールストランドで生産された絵柄の中から、世界のファンによる投票により選ばれたのです。
シンプルな色づかいと、素朴な構図は全く古さを感じない魅力がありますね。
GUSTAFSBERG グスタフベリ
1825年スウェーデンのストックホルムで創業。
芸術家のウィルヘルム・コーゲ、スティグ・リンドベリ、リサ・ラーソンなどのデザイナーにより、個性的でミッドセンチュリーの象徴的なテーブルウェアを数多く生み出しました。
現在も当時の設備を活用しながら、手作りに近い製法で製作。
大量生産品とは違う、温かみのある商品に仕上がっています。
BERSA ベルサ
ベルサは、スウェーデン語で「緑に囲まれた小さなスペース」という意味。
葉脈がくっきりと描かれた木の葉をモチーフにしたデザインです。
ミッドセンチュリーの巨匠、スティグ・リンドベリにより、1960年に誕生。
1961年にストックホルム群島のグスタフスベリ工場でデザインされました。
製造されたのはわずか14年間ですが、現在でもブランドを代表するシリーズとして人気を博しています。
おすすめアイテム
ベルサ プレート 22cm
葉っぱだけで構成されたシンプルなデザイン。
季節に関係なく、1年中使える便利なプレートです。
主菜用やトーストに、麺類からデザートまで、幅広いメニューに対応できるサイズが魅力。
ワンプレートとして、複数のおかずをちょっとずつ盛り付けてもおしゃれですね。
ADAM アダム
ブルーのドットが並んだシンプルなデザイン。スティグ・リンドベリが、聖書のアダムとイブの話をモチーフに作ったものです。
遠近法を用いて作られているため、上から下へ大きさが変化しています。
そのため、柄が全面にあるにもかかわらず、すっきりとした印象に。
色違いの赤いドットのEvaシリーズとセットで使うのもおすすめですよ。
BLUE ASTER ブルーアスター
1962年にスティグ・リンドベリが手がけたブルーアスター。
北欧のキク科の花をイメージしたそう。
花の外側を黒いラインで縁取ることで、柄が引き立ちモダンな印象に。
色違いのレッドアスターとコーディネートするのも素敵です。
ペアでそろえて、結婚祝いなどのプレゼントするのもいいですね。
ここからは、デンマークのブランドを紹介します。
Royal Copenhagen ロイヤルコペンハーゲン
1775年に「王立デンマーク磁器製作所」として設立。
王室使用と親交のある国々の王室への贈り物を製作することを目的に作られました。
特徴は、繊細なレース技術と手描きの絵柄。
特に、東洋の染付の影響を受けた独特の青は「コペンハーゲンブルー」と言われています。
「真に良いものしか生み出さない」というポリシーのもと、伝統を守りつつ格調高い商品を作り続けています。
製品の裏側にはロイヤルコペンハーゲンのマークと、アーティストのサイン、シェーブナンパーが入れられています。
イヤープレート
1908年に初年度版を発売以来、100年以上も作られ続けているイヤープレート。
世界中に多くのコレクターを持つ人気商品の1つです。
独特のブルーのグラデーションが美しく、並べて飾りたくなりますね。
写真は、2023年のもの。
コペンハーゲン本店と公式オンラインショップのみで扱われている限定品です。
デンマークで10番目に大きな都市、ロスキレの冬景色を描いたものです。
色味が少ないのに、冬の厳しさを感じる表現力は見事ですね。
ブルーフルーテッドプレイン
ブルーフルーテッドは、創業の1775年に最初に製作されたシリーズです。
そのため、デコレーション番号『No. 1』と付けられ、全ての製品の裏側に書き込まれています。
ブルーフルーテッドの絵柄は、中国が起源。
白磁に鮮やかなブルーで描かれた、刺繍のようなデザインは多くの国で愛用されています。
ちなみに、プレイン、ハーフレース、フルレースという3つのデザインがあり、組み合わせて使うのも素敵です。
現在でも、熟練の職人の手により絵付けされており、1枚のプレートを描き上げるために1,197回も筆を動かさなくてはならないそうです。
ブルーフルーテッドメガ
ブルーフルーテッドメガは、2000年に誕生。
ロイヤルコペンハーゲンで2番目に人気を誇るシリーズです。
このデザインは、デザインスクールの学生カレン・キエルガード・ラーセンが持ち込んだアイデアが始まりです。
彼女は、慣れ親しんでいた“ブルーフルーテッド プレイン”の柄を拡大し、大胆に配置しました。
そのことで余白が埋まれ、盛り付けの雰囲気ががらりと変わる食器が生まれました。
ちなみに、裏の王冠マークとペインターサインも通常より拡大されています。
おすすめアイテム
ブルーフルーテッドメガプレート 22cm
22cmプレートは、サラダにもメイン料理にも幅広く活躍する便利な1枚です。
他のブランドの食器や和食器とも合わせやすい、使いやすいプレートです。
また、サイズやアイテムによって柄が違うので、シリーズでそろえて使うのもおすすめですよ。
ブルーパルメッテ
ブルーパルメッテの由来は、ブルーフルーテッドとシュロ(パルメッテ)をイメージした、手描きのモチーフです。
そのかたちは、アジアの食文化からインスピレーションを受け2004年に誕生。
西洋料理と異なり、料理を中央の大皿から各々の小皿に取り分けるスタイルに対応したテーブルウェアは、どんなメニューにも使えます。
また、リムには、ジュリアンマリー皇太后によってデザインされた、ロイヤルコペンハーゲンのロゴの一部である三本波がデザインされています。
この三本波は、デンマークの3つの海峡を表しています。
DANSK ダンスク
ダンスクは1954年創立。
スカンジナビアモダンアートをコンセプトにキッチンウェアを作るデザイン会社です。
社名の“ダンスク”は”デンマーク風”という意味。
その製品は、デンマーク王室、ルーブル美術館、モダンアート美術館などのコレクションに加わっていました。
ぬくもり感じる温かみのアルデザインと、オーブン・電子レンジ・食器洗浄機に対応するなど実用性を兼ね備えた製品は世界中で使われています。
アラベスク
ブルー&ホワイトのシンプルな色づかいのアラベスクシリーズはどれも手描き。
線の太さや色の濃淡が全て異なるオンリーワンの味わいが魅力です。
やちむんや染付など、手持ちの和食器と合わせて使うのも良さそうです。
ビストロ
白磁にブルーのラインが映えるシンプルなシリーズ。
海と古きデンマークをイメージし、ホテルのキッチンタイルよりデザインされたそう。
名前の通り、町のビストロで使われていそうな素朴で実用的なうつわは、毎日の食卓の定番にしたくなります。
おすすめアイテム
ビストロディナープレート
シンプルな色づかいで、和洋中どんなジャンルのメニューにも合う万能プレートです。
深さもあるので、麺類や煮物など汁気のあるメニューにも使えます。
大きめサイズなので、ワンプレートとして複数の食材を盛り付けても素敵ですよ。
バブルコンフェッティ
透明ガラスにレッド、イエロー、ブルーのドットが散りばめられたシリーズです。
カラフルなドットは、ハンドペイントによって1つ1つていねいに色づけされています。
ドットは立体感があり、クリアな本体に映えて美しく輝きを放ちます。
華やかなので、ウェディングなどのプレゼントに人気の商品でもあります。
BODUM ボダム
ボダムは、1944年にピーター・ボダムがデンマーク・コペンハーゲンで設立したキッチン雑貨メーカー。
創業当初は、家庭用品の卸売り販売をしていました。
1950年からインダストリアルデザインに目を付け、独自の商品を開発。
1958年に開発されたサイフォン式のコーヒーメーカー「サントス(現:ペボ)」など、機能的で美しいデザインの商品を次々と生み出します。
フレンチプレス・コーヒーメーカーのパイオニアとして知られ、1974年の商品誕生以来、累計1億個以上が製造されました。
PILATUS ピラトゥス
「ピラトゥス」は、空気層を設けた二重構造を持つ、ダブルウォールグラス。
温度変化を防ぐため、温かいものは冷めにくく、冷たいものは結露になりにくくできています。
さらに、二重構造により、ドリンクが宙に浮いたように見えるのもユニーク!
表面の凹凸は手にフィットし、持ちやすいのもポイント。高いデザイン性と機能性を兼ね備えた優秀なグラスです。
おすすめアイテム
ダブルウォールグラス 0.25l
小さくもなく、大きすぎないちょうどいいサイズのグラス。
飲物の温かさ、冷たさをキープできるため、ソフトドリンクからアルコールまでさまざまなドリンクに使えます。
シンプルなフォルムですが、見た目が美しくとても機能的。
パーティーの際、前菜やデザート用のボウルとして使うのも良さそうです。
セット商品なので、ふだん使い用にまとめ買いするもよし、箱付きなのでプレゼントにするのもいいですよ。
ASSAM アッサム
コーヒーのフレンチプレスの技術を生かした人気のティーポット。
透明なのでお茶がゆっくりと抽出されていく様子を見ることができます。
フィルターはプレス式。
好みの濃さになったらプランジャーを下げるだけで、抽出が止まります。
ハーブティーやフルーツティーなど、どんな茶葉やティーバックにも対応できる使い勝手の良さが魅力です。
ほかの器と合わせやすいガラス製のため、テーブルコーディネートもしやすいですよ。
同じシリーズでグラスもあるので、ポットと一緒にプレゼントにするのもいいですね。
DOURO ドゥーロ
ドゥーロは、ヨーロッパで最も古いワイン産地のひとつ、ポルトガルのドウロ渓谷からインスピレーションを得たシリーズ。
渓谷に沿ってカーブした大地に、ブドウの木が植えられた美しい景観をモチーフにデザインされた磁器製のテーブルウェアは高級感があります。
プレートのリムのラインは、ブドウ畑の畝(うね)を表しているそう。カラーはブラックとホワイトの2色。
両方そろえれば、モノトーンのコーディネートが楽しめます。
KÄHLER ケーラー
ケーラーは、1839年、陶芸家のハーマン・J・ケーラーが創業した陶磁器ブランドです。
息子のハーマン・A・ケーラーが工房を引き継ぎ、世界中の展覧会や美術館で展示され、高い評価を得たことで知られるようになりました。
「すべての人々に芸術を」という思いのもと、180年前と同様に職人による手作業を続けつつ、新しい商品を生み出しています。
OMAGGIO オマジオ
ケーラーのアイコン的な存在である、オマジオシリーズのフラワーベース。
デンマークでは65%以上の家庭で使われているといわれているほど。
表面のボーダー柄は、すべて職人の手で描かれています。
色の濃淡などに個体差があり、手作りならではの味わいを感じます。
小さいものは食卓に、大きなものはチェストなどに置いてお部屋のアクセントに。
どんなインテリアにもなじむので、ずっと飾っておきたくなりますね。
カラーバリエーションが豊富なので、色違いを組み合わせて並べるのもいいですよ。
おすすめアイテム
オマジオベース
名前を知らなくても、1度は見たことがあるオマジオのベース。
ブランドを代表するアイテムです。
シンプルな2色使いなので、どんなインテリアにもなじみます。
花を生けずにそのまま飾るだけでもいいですし、お花を変えるだけで部屋の印象が変わります。
サイズは全部で3種類。
大小組み合わせて飾ったり、同じサイズの物を等間隔に並べるのも素敵ですよ。
引っ越し祝いなどのプレゼントにもぴったりです。
HAMMERSHOI ハンマースホイ
ハンス・クリスチャン・バウアーがデザインしたハンマースホイ。
長年ケーラーで活躍したアーティスト スベン・ハンマースホイの20世紀初頭の作品を現代分にアレンジして作られました。
サイズ展開も豊富で、2015 年に登場して以来、多くのデンマーク家庭で使われています。
また、和食器の「しのぎ」を思わせる、くっきりとした縞模様は、和のテーブルコーディネートにもなじみます。
床の間など和室にも合いますね。
おわりに
北欧食器にはさまざまなタイプのものがありますが、共通しているのはシンプルなフォルムとすぐれた機能性。
また、カラーバリエーションが豊富で、植物など自然をモチーフにした物が多いのも特徴です。
そのため、和食器とも相性が良く、日本の食卓でも使いやすいですよ。
年中使える飽きのこないデザインの食器は、ふだん使いにぴったり。
食器選びの選択肢に、北欧食器も入れてみてくださいね!
一部ではございますが、今回ご紹介した食器はこちらからご覧いただけます。
そのほか、北欧食器について詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!