こんにちは!うちる編集局スタッフです。
今回は北欧食器の定番、ARABIA(アラビア)のパラティッシについてご紹介します!
先にパラティッシの商品がみてみたい!という方は、こちらからご覧いただけます。
目次
ARABIAのパラティッシとは
シンプルなフォルムに、パンジーやカシス、ぶどう、りんごなどの瑞々しい花やフルーツのモチーフが華やかに描かれたARABIA(アラビア)パラティッシ。
1969年から作られているアラビアのクラシックシリーズとして、時代を超えて今もなお愛され続けています。
そんなパラティッシを作ったのはどんなブランドなのか、詳しくご紹介します。
北欧最大の陶器ブランド『ARABIA』
パラティッシを作っているARABIAは、1873年にフィンランドのヘルシンキで誕生した陶器ブランドです。
食器のイメージが強いのですが、焼き物のストーブやタイルの製造から始まったそう。
ARABIAの陶器の特徴は、シンプルで美しいデザイン。
自然や北欧の風景、伝統的なパターンなど、多様な要素を組み合わせたデザインは、多くの人々に愛されています。
日本での人気も高く、SNSなどで見かけることも多いですよね。
また、耐久性と高品質な作りもARABIAの特徴の1つ。
日常使いにぴったりなお皿やマグカップ、ボウル、プレートなどが豊富にラインナップされています。
ARABIAの陶器は国際的にも高い評価を受けており、特別な食卓の演出やコレクションアイテムとして愛されています。
デザイナーはビルガー・カイピアイネン
パラティッシのデザインをしたのは、1937年からアラビアアートデパートメントに在籍したビルガー・カイピアイネン。
フィンランドで陶芸界で最も知られる人物のひとりともいわれています。
1988年までアトリエで作品を作り続けているのですが、ほとんど量産品のデザインはしていないおらず、自身のアトリエや各国での展示会で作品を販売していました。
デザインは、フィンランドの自然や風景、伝統的な要素から着想を得ていて、濡れたような瑞々しい色調の繊細なアート作品から、”プリンス オブ セラミック”や”キング オブ デコレーター”と賞賛されています。
パラティッシのカラーバリエーションは3色
パラティッシのカラーバリエーションは、カラー、パープル、ブラックの3種類。
それぞれの特徴やおすすめポイントについて、簡単にご紹介します。
カラー
青と黄色の組み合わせが目を引く『カラー』は、初期デザインとして1番最初に作られた色。
パラティッシと言えば、この色を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「料理と合わせるのが少し難しそう…」と思われがちですが、そんなことはありません!
地味になりがちな茶色っぽいお料理をパッと明るく、美味しそうに魅せてくれます。
唐揚げなどの揚げ物や、朝食のパンとの相性が抜群ですよ。
ブラック
モノトーンで大人な雰囲気の『ブラック』は、1972年に作られ、ブラパラとも呼ばれています。
ブラックの良いところは、何と言っても他の食器との合わせやすさ。
のせるお料理も選ばないので、自然と手に取ってしまいます。
柄のうつわをあまり使ったことがない方も、「まずは1枚!」に取り入れやすいですよ。
パープル
シックで上品な印象の『パープル』は、2012年にフィンランドの百貨店ストックマンの創業150周年記念に特別カラーとして登場し、そのままラインナップに加わりました。
カラーほど派手過ぎず、ブラック程シンプル過ぎず、食卓を上品にまとめてくれる色です。
迷ったらこれ!初めてパラティッシを買う方におすすめ
お皿やボウルなどたくさんの種類と、3色の色違いがあるけれど、どれが1番使いやすいんだろう…と悩んでしまう方も多いはず。
「まず最初に買うならどれ?」
と迷っている方向けに、ヒビたくさんの食器を見ているわたしたちからのおすすめを紹介します。
プレート 21cm カラー
初めてパラティッシを買う方におすすめしたいのは、カラーの21cmのお皿。
おすすめのポイントは3つ。
・北欧食器らしく、パラティッシを代表する色
・食卓で1番使用シーンが多い
・1枚あるだけで特別感が出る大きさ
まず最初に1枚買うなら、やはりパラティッシと言えば…の「カラー」を持っておきたいところ。
華やかさもダントツで、使う度に「憧れのパラティッシが我が家に…」という気分にさせてくれます。
カラーの商品の中でも、パスタやカレーにぴったりな21cmがおすすめ。
朝食のワンプレートにも使いやすいサイズです。
この1枚と飲み物用のカップだけでも食卓が完成するので、
「柄のお皿にどんなうつわを合わせればいいのだろう…」という悩みも不要!
まず1枚買ってみたい!という方も、パラティッシの魅力が楽しめる1枚です。
パラティッシのラインナップを詳しく紹介
プレート
食卓での登場シーンが多くなりそうなのがプレート。
サイズは大きい物から26cm/21cm/16.5cm/14㎝の4種類あります。
パスタやカレー、みんなでシェアする大皿料理には26cm。
朝食やメインのおかずには21cm。
ケーキをのせたり、取皿に使うなら16.5cmか14㎝が丁度良い大きさです。
オーバルプレート
プレートよりもわずかに横長になったフォルムなのが、オーバルプレートです。
発売当初のプレートはすべてオーバルだったそうなのですが、生産効率の理由等で一度は廃番に。
しかし、日本で北欧インテリアや食器を扱うオンラインショップの「SCOPE」さんが別注し復刻したかたちです。
奥行きが少ない分、小さなうつわを空いたスペースにうまく並べることができシリーズの中で、食卓を1番バランスよくまとめてくれます。
ボウル
サラダやスープを盛る時に重宝するのがボウルで、サイズは23cm/17cm/13cmがあります。
ボウルの1番の魅力は、内側も外側も柄が入っていて、どの角度から見ても華やかなこと。
みんなでシェアするお料理は23cm。
ごろっと具沢山のシチューには17cm。
ミニサラダやポタージュには13cmが丁度良い大きさです。
マグカップ
朝食からデスクワークや読書のお供、お茶の時間まで1日中活躍するマグカップ。
特別感のあるパラティッシを、マグカップで気軽に取り入れるなんて、何だか素敵に思えませんか?
サイズは0.35Lと0.24Lの2種類。
0.35Lは大きめサイズなので、長時間座っているデスクワークや映画を見る時にもぴったりです。
カップ&ソーサー
お茶の時間をより一層特別気分にしてくれるのがカップ&ソーサー。
パラティッシのカップ&ソーサーの良いところはカップとソーサーを別々に使える事。
ソーサーは窪みがないので、おやつや取り分けにぴったりな万能皿に。
カップもストンとした直線のフォルムなので、マグカップの様に違和感なく使えますよ。
ピッチャー
水やジュースをいれて食卓に置いたり、牛乳をいれて紅茶と一緒に添えるときに便利なピッチャー。
フィンランドでは、食卓に水を入れたピッチャーを置いておくことが多いそうで、作られている国ならではのアイテムですね。
ブラックの容量は1L、カラーは0.4Lが作られています。
ベース
お料理に関連するアイテムだけでなく、ブーケや枝物などまで生けられる花器もあります。
華やかなデザインが大胆に描かれているので、お花を飾らない時もインテリアとして飾っておけるのがうれしいところ。
サイズは縦が18cmほどあります。
パラティッシを使ったすてきなテーブルコーディネート
実際にどんなお料理に使うことが多いのか気になってきますよね。
Instagramを覗くと、すてきなテーブルコーディネートがたくさんあったので、ご紹介します。
13cmボウルにスープを入れたら、シンプルなプレートにのせてワンプレートに。
たくさんのお料理やうつわと合わせる時も、ブラックならコーディネートがまとまりやすいですよ。
トマトソースの鮮やかさが、カラーの色合いとマッチ。
お料理がより華やかな印象になりますね。
北欧食器は和食器と組み合わせても素敵。
長浜由起子さんのアンティーク調のうつわとも相性抜群です。
16㎝プレートは、焼き菓子をのせるときにぴったり。
おやつの時間に特別感をプラスしてくれます。
カップ&ソーサーのソーサーにカステラをのせて。
単体使いも楽しめるので、テーブルコーディネートの幅も広がります。
パラティッシが気になった方は
今回は、食卓を華やかに演出するARABIAのパラティッシシリーズのうつわをご紹介しました。
いつものお料理をのせただけで、食卓をワンランクアップさせてくれるデザイン。
絶妙なサイズ感や、食洗機や電子レンジも使える使い勝手の良さ。
使えば使うほど、北欧食器の定番として、50年以上も愛されてきた理由を実感するうつわです。
ぜひ、お気に入りのパラティッシと一緒に、食卓での時間を楽しんでくださいね。
今回ご紹介した食器は、こちらからご覧いただけます。
そのほか、北欧食器について詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
【アラビアの魅力とは?】人気の食器やデザイナーについてまとめて紹介
【おしゃれな北欧食器ブランド特集】人気シリーズからおすすめアイテムを総まとめ
【アラビアの皿10選】食卓を彩るパラティッシやムーミンのプレート
【アラビアのマグカップまとめ】日常使いやプレゼントにも人気な食器
最後までご覧いただきありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!