【益子陶器市】の人気作家さん36選 みんなの戦利品調査!

こんにちは!作家さんのうつわを販売するお店『 おうちで楽しむ陶器市 うちる 』を営む店主のタケザワと言います。

国内でも最大級の陶器市である益子陶器市には、毎年たくさんの作家さんが出展しています!そのため、タイミング次第では、会場内すべて回れなかったという人も多いと思います。

家に帰った後に、インターネット上で「益子陶器市 戦利品」などで調べると「え!こんな作家さんいたの?」とか「このうつわ見逃してた…」と驚くことが多々あります。

そんな時は、実に悔しいというか、もったいない思いを噛みしめることに。

この記事では、そんな思いをしないように、益子陶器市の出展作家さんで、インスタグラムやブログで人気の方、または色んなうつわ店さんやお店さんから人気の高い方を選出して、ご紹介していきます。

「益子陶器市にどんな作家さんが出展しているのか知っておきたい!」「自分好みのうつわを見逃したくない!」そんな方に参考にしていただければと思います。

また、今回紹介した一部の作家さんの作品は下記から購入することもできます。(完売多くて申し訳ありません。。)

益子陶器市に出展する作家さんの作品一覧

それでは早速紹介していきます!

益子陶器市のさまざまな戦利品たち

まずは、みなさんがどんな器を買ったのか、インスタグラムに投稿されているものを見てみましょう。

みなさん思い思いにうつわを購入されてますね!

益子陶器市で人気の作家さん

さっそく、戦利品として紹介されていた作家さんたちをご紹介していきたいと思います。皆さん人気作家さんなので、気になった方は、陶器市の際に一番最初に行くことをオススメします。

また、すべてではありませんが、今回紹介する作家さんの作品は下記から購入することもできます。(完売多くて申し訳ありません。。)

益子陶器市に出展する作家さんの作品一覧

東峯未央さん  

東峯さんは、北欧のテキスタイルを感じさせるデザインに土の感触が楽しい、すっきりとした印象の作品を手掛けています。「つばめ」や「白くま」などをモチーフにした落ち着いた可愛らしさは、つい手に取ってしまいます。

シンプル&レトロなデザインと、出番が多くなりそうなサイズ感は必見です。

愛らしいシロクマのお皿が並んだら、食卓が温かな空気になりそう。つい手に取りたくなるような可愛らしさです。

東峯未央さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
東峯未央 一覧ページ

村田亜希さん 

村田さんの作るうつわは、青海波・朝顔など伝統模様をさらりと使いこなされていて、使う人がリラックスできるような空気感が特徴的です。

サイズや形も使いやすさを意識して作られているので、食器棚にあるとつい手が伸びてしまいそう!

さわやかで洗練された雰囲気。モダンな菊の模様は大人の女性にぴったりです。

季節問わず使いやすいデザイン。いろいろな角度から見て楽しめる、贅沢なフォルムです。

村田亜希さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
村田亜希 一覧ページ

後藤奈々さん

後藤さんは、現在新潟市で築窯、作陶をされています。

手作りならではの「手の跡」を残したいという思いから、ろくろを挽く際にヘラなどの道具は使っておらず、うつわを手だけで成形されています。

「帽子小鉢」というユニークな名前のうつわ。
おだやかな作品ながら、なぜか目を惹きます。

後藤奈々さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
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庄司理恵さん 

庄司さんは「食材が盛られた時にそれを引き立て、うつわ自身も一番魅力的な表情になるように」との思いで作陶されています。

扱いやすく、経年変化があまりない「わら灰」を使用したうつわは、一目ぼれしたままの姿をずっと楽しめます。

庄司さんの作品の中でも人気が高いアーモンドボウル。愛嬌あふれるうつわです。

庄司理恵さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
庄司理恵 一覧ページ

高橋あいさん

益子の土、益子の伝統釉薬を使い、現代の生活スタイルに合うデザインのうつわ作りをされている高橋あいさん。

自然の草木を感じさせる色合いや、ぽってりとしたフォルムが魅力です。

シンプルながらさりげない存在感があり、どんなお料理も大らかに受け入れてくれますよ。

高橋あいさんのうつわはこちらからご覧いただけます。
高橋あい 一覧ページ

原村俊之さん 

有田市にて磁器制作を学びんだ原村さん。現在は埼玉で独立されています。

磁器のうつわがもつ上品さと洗練された空気感に、手仕事の自然な優しさが見事にマッチしています。

クマネズミがひょっこり、うつわの中を散歩しているよう。汚れも落ちやすく丈夫なので、お子さんにも喜ばれます。

原村俊介さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
原村俊介 一覧ページ

はなクラフトさん 

茨城県鉾田市にて、ご夫婦二人で作陶されています。主に磁器を扱い、可愛らしい絵付けが魅力のうつわ、モダンで味わい深い表情のうつわ。

どれも和食器がもつ魅力がつまっています。

思わずため息がでてしまう、洗練されたたたずまい。

可憐な花弁のフォルムがたまりません。

はなクラフトさんのうつわはこちらからご覧いただけます。
はなクラフト 一覧ページ

笠原良子さん

益子の土と、伝統の釉薬を使い、現代の生活にフィットするうつわ作りをされている笠原さん。生み出される作品は、上品で可憐なアンティークを感じさせつつ、益子焼ならではのあたたかな空気感もまとっています。

グリーンをおびたグレーの色味と、リムに彫られた花模様の合わせ技にぐっとくる人も多いのでは。

笠原良子さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
笠原良子 一覧ページ

木のね

木のねさんは、ベージュや茶色が入り混じったような粉引のうつわなどを作られています。

パンの形や牛乳瓶、ねこなど、思わず微笑んでしまうような可愛らしいフォルムのうつわが並びます。

木のねさんのうつわはこちらからご覧いただけます。
木のね 一覧ページ

相澤かなえさん 

相澤さんは、イラスト・デザインの仕事を経て、現在は益子町で作陶しています

。夕焼けのような色合いや、思わずほっこりしてしまう動物たちの絵柄など、楽しい気持ちにしてくれそうな作品ばかりです。

お皿の端にちょこんと佇むぞうに和むデザイン。このお皿なら、お子さんもどんどんお料理を食べてくれそうですね。

相澤かなえさんのうつわはこちらからご覧いただけます。
相澤かなえ 一覧ページ

下永久美子さん

動物や植物をモチーフにした、食卓が楽しくなるうつわが魅力的。

「うつわを使いながら、生き物が見え隠れするのを楽しんで頂ければ」という思いで作陶されています。

くまやハシビロコウなどの動物から、パンジーなどの植物まで、たくさんのモチーフのうつわを1度に見られるのは、陶器市ならではです。

下永久美子 一覧ページ

川崎萌さん

川崎さんのうつわは、やわらかな色合いと、連なった丸や点、線が織りなす可愛らしい佇まい。

「たねボウル」など、ユニークな形も多く、食卓を楽しい雰囲気にしてくれますよ。

川崎萌さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
川崎萌 一覧ページ

後藤義国さん 

後藤さんは、益子の陶器市では毎回完売してしまう人気作家さんです。

後藤さんの粉引きのうつわは、品がありながらも、気取らないたたずまいが魅力。
1つ1つ丁寧に鎬、面取りを施された作品は、日々の食卓に趣を与えてくれます。

後藤義国さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
後藤義国 一覧ページ

寺村光輔さん 

寺村さんは、益子の土や林檎、梨の木の灰など、身近にある自然素材を使ってうつわ作りをされています。

それらは、質感や色味に独特な魅力を引き出してくれるだけではなく、丈夫で使いやすいといった実用性も与えてくれます。

土そのままのざっくり感と温かみが、おとぎ話に出てきそうなうつわ。

寺村光輔さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
寺村光輔 一覧ページ

牛窯 佐藤敬さん

「益子に伝わる蹴轆轤と登り窯を次世代に伝えたい、楽しく一生をかけて続けていける技術を広げたい。」という思いで作陶されている牛窯の佐藤さん。

丸みを帯びたフォルムと、粉引の優しい色合いが特徴です。

牛窯 佐藤敬さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
牛窯 佐藤敬 一覧ページ

石川圭さん

益子で生まれ育った石川さんがつくるうつわは、素材は出来る限り益子産の物を使い、益子の伝統技法を生かした作品。

象嵌の模様は、アフリカなど世界の民芸品からインスピレーションを受けているそう。

土物ならではの素朴さの中に感じる、力強い雰囲気が素敵です。

石川圭さんの作品はこちらからご覧いただけます。
石川圭 一覧ページ

志村和晃さん

志村さんは、京都で陶芸を学んだ後に、石川県にて九谷焼を学んでいます。

うつわとしての使いやすさを意識しながら、どれもわくわくするような、懐かしさのあるデザインを生み出しています。

レトロでお洒落な映画にちらりと登場しそうな可愛さがたまりません。

志村和晃さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
志村和晃 一覧ページ

姉崎雅彦さん

どこかアンティークのようは雰囲気が漂う、姉崎さんのうつわ。

繊細な鎬模様の美しさにはついうっとり。

落ち着いた色合いで、食卓にすっと溶け込んでくれますよ。

姉崎雅彦さんのうつわは、こちらからご覧いただけます。
姉崎雅彦 一覧ページ

かとうようこさん

かとうさんの作品の絵柄は、古くから伝わる陶芸の技法の1つ「和紙染め」を用いて描かれています。その伝統的な技法と、北欧の絵本を思わせるモダンデザインの組み合わせが、可愛らしくも懐かしい作品をつくりあげています。

可愛らしいのに、食べ物を盛り付けると不思議と控えめな存在になる絵柄たち。

お料理を盛るのはもちろん、インテリアとして飾っておきたくなるような魅力もあります。

かとうようこさんのうつわはこちらからご覧いただけます。
かとうようこ 一覧ページ

久保田健司さん

久保田さんの作品の特徴である、つい触りたくなるようなツルツルとした立体的な絵柄は、「イッチン」という技法を使い、泥で描かれています。

異国ムードを感じさせてくれる作品たちは、食卓やインテリアをそっとエレガントに演出してくれます。

久保田健司さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
久保田健司 一覧ページ

中林範夫さん

中林さんのさらりとしたマットなうつわは、まるでシュガーコーティングしたお菓子のよう。

シンプルなフォルムながら、カップの取っ手などは個性的なのも素敵です。

中林範夫さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
中林範夫 一覧ページ

鈴木宏美さん

自然の景色や移ろいゆく季節の中で目にする美しいもの、儚いものへの想いをうつわに反映しているという鈴木さんのうつわ。

形はなるべくシンプルに作り、色味や質感が柔らかで温かみのある表情が魅力です。

鈴木宏美さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
鈴木宏美 一覧ページ

ネギシ製陶さん

シンプルで使いやすいカタチと焼き物ならではのグラデーションや色合いにこだわっているネギシ製陶さんのうつわ。

天然の木灰をベースに独自に調合した釉薬を使用しており、同じ色合いでもグラデーションの出方は出かたは一点、一点異なります。

ネギシ製陶さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
ネギシ製陶 一覧ページ

佐野成羅さん

個性溢れるうつわやオブジェを制作されている佐野さん。

うつわを手に取っていただいた方の日々にほんの少しだけでも楽しさを届けたいという想いで作陶されています。

佐野成羅さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
佐野成羅 一覧ページ

豊田雅代さん

豊田さんの作品には、チューブの中に粘土を入れて、絞り出しながら模様を描く「イッチン」という技法が使われています。細やかなデザインと釉薬の色合いは、お互いを絶妙に引き立てていて、上質なアンティークの布を思わせます。

繊細な女性らしさを思わせます。

自然と目にとまってしまう、アンティークのレースのような風合いが素敵です。

豊田雅代さんのうつわはこちらからご覧いただけます。
豊田雅代 一覧ページ

シモヤユミコさん 

笠間市にて作品作りをされているシモヤさん。うつわの表面に削ぎ目を施す「しのぎ」や「面取り」といった伝統的な技法を使った作品が特徴的です。

いつまでも大事にしたい骨董品のような風合いに癒されます。

和食にも洋食にも映えるデザインです。上下に削がれたしのぎのラインは、主張しすぎず、ごく自然な味わい。

シモヤユミコさんの作品はこちらからご覧いただけます。
シモヤユミコ 一覧ページ

阿部慎太朗さん 

阿部さんの作品は、西洋のアンティークのような風合いの作品が特徴的です。

シンプルで潔さを感じるうつわなので、手仕事の温かみや、おだやかな土の風合いが際立ちます。

さまざまな年代の方への贈り物としても喜ばれそう。

よしざわ窯さん

よしざわ窯 公式インスタグラムより引用

人気が高い窯元の1つ、益子焼窯元のよしざわ窯さん。
現在は30名ほどで運営しています。ひとつひとつ丁寧に、全員でアイデアから完成まで手掛けています。作品をコレクションしている根強いファンもいらっしゃいます。

さまざまな色味が織り込まれたような風合いは、わくわくするような華やかさと上品さを感じます。

思わず微笑んでしまうユニークな形のうつわ。お揃いで使っても、1枚で使っても主役級。

伊藤丈浩さん

アメリカや日本の各地の陶芸家や窯業務地を訪ね、益子町で作陶を続ける伊藤さん。

うつわの表面に泥状の化粧土で模様を描く「スリップウェア」という技法を学び、古来より益子焼で使われる素材を活かしながら、焼物の新たな可能性を研究しています。

伊藤丈浩さん公式Instagramより引用

釉薬が持つ自然由来の鮮やかさと、個性的なフォルムが引き立てあいます。神秘的で、重厚な空気をまとったうつわです。

岡田崇人さん

人間国宝の陶芸家、島岡達三の下で5年間修業し、益子町で独立された岡田さん。

うつわが生乾きの状態の表面を削り、模様を浮かび上がらせる「掻き落とし」という伝統的な技法で作陶されています。

岡田崇人さん公式Instagramより引用

思わず目を惹くモダンな模様。和食とも抜群の相性です。

及川静香さん

及川さんの作られる作品のように、土が持つどっしりとした風格を存分に味わえる一方で、品よく洗練されたうつわにはなかなか出会えません。

使い勝手も良く、オーブンはもちろん、直火にも掛けられます

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わかさま陶芸さん 

自然の中で作ることと手作りにこだわる、わかさま陶芸さん。

益子の自然の中で、インスピレーションを得たうつわのフォルムや色合いは、大切な時間を過ごすお供にぴったり。使う人の日々の暮らしにそっと馴染みます。

さりげなく食卓に出されたら嬉しい存在。遊び心に気持ちがほころびます。

えのきだ窯さん 

えのきだ窯さんのつくる作品は、ドット柄や、格子柄、植物などを大胆に用いた模様が印象的です。また、益子焼の特徴でもある、厚手でぽってりとしたフォルムが頼もしい雰囲気。

明るく、にぎやかながらも、土がもつ質感も存分に生かされており、趣が感じられます。

川西知沙さん

川西知沙さん公式Instagramより引用

富山県にて作品作りをする川西さんの作品は、陶磁器を使い、硬質でありながらも柔らかさとみずみずしい空気感が特徴です。繊細で愛らしい佇まいは、幸せな気分に浸らせてくれます。

とっても可愛らしいのに甘すぎないのは、デザインと素材から引き出した透明感のおかげ。

丸みを帯びたフォルムに、透き通るような光を感じるうつわです。

五月女京子さん

益子を拠点に活動されている早乙女さん。

くすっと思わず笑ってしまう作品たちには、ファンも多く、益子焼陶器市では朝早くから行列ができるほどの人気作家さんです。食卓を和やかな空気にしてもらえそうです。

五月女京子さん公式Instagramより引用

1度ご対面すると忘れられなそうな、箸置きやブローチたち。

大きな体のお相撲さんがほほえまし過ぎます。

前田美絵さん

前田美絵さん 公式Instagramより引用

テキスタイルの勉強をされていた前田さんの作品は、木々や草花といった自然を思わせる、優しい佇まいです。

もの静かながらも、使う人の暮らしを引き立ててくれるような奥深い雰囲気が魅力的です。

最後に

益子陶器市には、本当に個性豊かな作家さんがたくさん出展されています。お気に入りの1品と言わず、2品、3品…。と出会える貴重な機会です。ぜひ、足を運んでみてくださいね!

今回紹介した一部作家さんの作品は下記リンクに掲載しています。よろしければご覧ください。

益子陶器市に出展する作家さんの作品一覧

子どもがいるからイベントになかなか行けない、行ったけどほしい器に出会えなかった、という方!

当店は、”おうちに居ながら陶器市を楽しめる。”をコンセプトに、全国の陶器市やクラフトフェアから、『この人は!』と思った作家さんを取り扱い、販売しています。

よろしければ覗いてみてください。

おうちで楽しむ陶器市 うちる

(うちる店主 タケザワ)

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