おうちで楽しむ陶器市 うちる編集局-うつわと暮らしのブログ

丈夫で使いやすくお手頃な「波佐見焼」人気の窯元&ブランド12選!

こんにちは!作家さんのうつわを販売するお店『 おうちで楽しむ陶器市 うちる 』を営む店主のタケザワと言います。

今回は、年々人気が増している波佐見焼について紹介したいと思います。

焼き物産地の中でも丈夫で扱いやすく、比較的安価で個体差も少ないのが特徴で、つるりとした磁器の手触りが気に入っているという方も多いと思います。

また、近年美しいデザインのものや新進気鋭のブランドも増えてきています。

波佐見焼の商品について一通り見たいという方は、下記に一覧ページのリンクを貼っていますのでこちらからご覧ください。

波佐見焼 一覧ページ

では、早速いってみましょう。

波佐見焼の人気の窯元&ブランド紹介

白山陶器

長崎県波佐見町で「なにより使いやすく、生活の中になじむ」ということを大切に、時代を超えて、スタンダードであり続ける器づくりをされている白山陶器。

『華美ではなく、かといって平凡でもなく。新しさはあるけれど、時代に左右されることなく使っていて飽きのこないデザインこそ美しい器』

その想いのもとに作られた白山陶器の波佐見焼は多くの人の心をひきつけ、グッドデザイン賞や、ロングライフデザイン賞など多数受賞されているブランド食器です。

ブルーム

まるでリースのような手描きのパターンは、やわらかな印象で生き生きとした表情が魅力的。つるりとした感触の白磁に鮮やかな色味の瑠璃色が映えて、食卓をはなやかに彩ってくれそうです。

薄手ながら、丈夫で扱いやすい磁器製なので、おもてなしにはもちろん、普段づかいの器としても重宝します。

平茶碗

白山陶器の代表的なアイテム、平茶碗。
飯碗としてだけでなく、煮物やサラダなど、自由に盛りつけを楽しめる形です。浅めのつくりなので、上品にお料理を引き立ててくれます。

電子レンジや食洗機も使える磁器は、現代の暮らしにおいてとても扱いやすいタイプの器だといえます。

重ね縞

白磁に呉須のさわやかな縞模様は、ツートンのようにも見えるペン画調で、凛とした印象の磁器でありながらあたたかみを感じられるデザインになっています。

1984年の発売からのロングセラーアイテムで、2016年にグッドデザイン賞(Gマーク)の選定を受けたことに象徴されるように、とても優れたデザイン性が一番の魅力です。

とり型の小物

「モダンで親しみやすい箸置き」をテーマに作られたはしおきに始まり、ようじ立てやフリースタンドなど、おもわず和んでしまう愛らしいフォルムのとり型シリーズ。

つややかな白磁で清潔感があり、すっきりとした食卓を演出してくれそうです。

白山陶器の製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。

白山陶器 一覧ページ

京千

緑豊かな山間にある「やきもの工房・ギャラリー 京千」。

普段使いの食器の他に、ヨーロッパ生まれの顔料を使った赤い器、ユニークなモチーフの箸置きや置物、ボタンやアクセサリーなど、多様な焼き物を作っています。

京千に所属するスタッフがそれぞれ自由に制作した陶器もあり、工房に併設しているショップとギャラリーでは、幅広く色々な作品を楽しむことができます。

sen

京千の新たなプロダクトラインとして、2010年にスタートした『sen』。

『日常の様々なシーンを、寄り添うように彩るもの』をテーマとして、焼き物の魅力をより身近に感じてもらえるようなアイテム作りを心がけて日々製作されています。

senシリーズは、陶器でも1270度という高温で焼成されており、土が固く焼き締まるので、陶土でも強度があることが特徴となります。

senの製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。

sen 一覧ページ

essence(エッセンス)

essence(エッセンス)は「暮しの中で豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、テーブルウェアとインテリア雑貨を開発しているデザインプロジェクト。

「王様のマグカップ」「ちゃんばら」など、商品の名づけもとてもユニークです。
うちるでは、Doily(”小さな装飾布”という意味)をとり扱っています。
やわらかなアイボリーカラーで、控えめながらもしっかりとお料理を引き立ててくれる色味です。

essence(エッセンス)の製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。

essence(エッセンス) 一覧ページ

 

NISHIYAMA

1865年(慶應元年)に生まれ、うつわを作り続けて150年を迎えたNISHIYAMA。

大胆に絵が返れた花の模様が特徴的なデイジーや、テキスタイルのような総柄の葉っぱ模様が北欧雑貨のような印象のフォレッジなどが人気です。

スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン氏(Lisa Larson)、biotope、鹿児島睦氏、BIRD’S WORDSなど、様々なアーティストとの共同開発も行っています。

デイジー

デイジーの花をモチーフにデザインされたデイジーシリーズ。絵付けされた部分はぷっくりと盛り上がっていて、手仕事を感じられる手触りです。

ネイビーはどこか和の雰囲気を感じるのに対して、グレーは北欧食器を思わせます。色によって印象がガラリと変わるのも楽しいですね。

デイジーの製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。

デイジー 一覧ページ

フォレッジ

丸い葉っぱのモチーフが北欧デザインの雰囲気を感じさせるフォレッジシリーズ。
表面はマットな仕上がりで、サラサラとした手触り。プレート、ボウル、ミニトレイなど、形も色々あります。

同じ色で統一感を出すか、違う色でカラフルにするか。お好みで選ぶのも楽しそう。

丈夫で扱いやすいのもうれしいポイントです。

AIYU

波佐見焼をセレクトして紹介する一方で、使い手目線のオリジナル商品開発・デザイン開発に取り組み続けているAIYU。

陶磁器デザイナーの石原涼太さんとコラボしたbirdシリーズ、wreath on the tableなどかわいらしいものから、Eシリーズなどの機能性を重視したうつわまで、様々な商品を取り扱っています。

ORIME

テキスタイルのモチーフに作られている『ORIME』シリーズ。

柄はハンコを用いて作られており、生地を貼りあわせたようなデザインが、手仕事ならではの面白味を醸しだしています。
布の素材感、手仕事の風合いを表現するために、あえて重なりやムラ、フチのわん曲が出るようなデザインに仕上がっています。

磁器の多い波佐見焼には珍しく陶器でできているため、「土もの」の柔らかな雰囲気も感じられるうつわです。

ORIMEの製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。

orime 一覧ページ

E-シリーズ

AIYUの人気商品として上位に入り続けているe-シリーズ。

写真にあるマグカップを見てもらうとわかると思いますが、長いハンドルは、マグの底と同じくテーブルと接し、底とハンドルの2点で支えるつくりになっており、テーブルに置いているときの安定感が違います。

その他仕切り皿や箸置きなど、楽しくて使い勝手がよい商品が多数あります。

西海陶器

1946年、先代会長が一台のリヤカーで陶磁器の行商をはじめ、11年後に西海陶器株式会社を設立。
社名の由来は、当時近隣に架けられた西海橋。

「ヒトとモノの架け橋となり人々の暮らしを豊かにしたい」という思いが込められています。

近年は海外拠点を広げ、世界各地へと波佐見焼などの器を届けているそうです。

 

HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)

HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)は、LAを拠点にするデザイナーの篠本拓宏氏(tortoise)がディレクションして生まれたブランドです。

機能的かつ美しいフォルムに、マットな風合い。落ち着いた色味はどんな食材と合わせても違和感がなく、フードやドリンクを引き立ててくれます。

個々のアイテムが共通の直径でデザインされているため、すべてのうつわはサイズ毎にスタッキングする事ができ、大きい器に小さい器を入れ子にすることもできます。

common

「Common」は、デザイナー角田陽太のもと「ニュートラルで無駄がなく、昔からあったような親しみのある」そんな日常のための道具として、2014年に生まれました。

盛りつける料理やシーンを選ばず、しっかりとしたつくりと、買いやすい価格で気軽に使えるテーブルウェアとして、必要に応じていつでも買い足すことができます。

ホームユースはもちろん、レストランやカフェなどの業務用としても販売されてきました。

ぜろいちに

ぜろ は、0。丸いカタチを繰り返してできる文様。
いち は、1本の線。それを繰り返す文様。
に は、「いち、に」と2つの線を組むことで生まれるデザイン。

「染付」の装飾技法を描くための筆から表現されるシンプルなぜろ、いち、に、というパターンをスタンダードなデザインに昇華させたシリーズ。
つやがありつるりとした手触りで、手描きの柄は表情がひとつひとつ違って、手仕事のぬくもりを感じさせてくれます。

マルヒロ

昭和32年、露天商に始まったマルヒロは、波佐見焼の食器やインテリア雑貨を企画している工場を持たない陶磁器メーカーです。

マルヒロを代表するブランドと言えば、HASAMI。60年代のアメリカのレストランで使われていた大衆食器をテーマにした、という食器は、カラフルでポップ。雑貨屋さんなどで見たことがあるという人も多いと思います。

また、一方で、BARBARという風情のある和のテイストのブランドもあります。伝統的な白磁に呉須色の絵付けをした和モダンなブランドで、こちらも非常に人気があります。

HASAMI(ハサミ)

「HASAMI(ハサミ)」は、波佐見焼の伝統を受け継ぎながらも、今の時代に合わせてデザインされたブランドです。

つるりとした質感の『HASAMI SEASON 01』シリーズは、「50~60年代アメリカのひなびたロードサイドのカフェで使われていたような大衆食器」をイメージしたデザイン。

プレートは食器洗いの際に指がかかるようにと、同心円の高台になっています。
機能的で洗いやすく、丈夫で、カラーバリエーションがあり、組み合わせも楽しい!実用的ながらも、遊び心のあるシリーズです。

BARBAR(馬場商店)

懐かしいけれど、どこかモダンな印象がある馬場商店のうつわたち。

白磁に呉須の色絵付けで描かれる模様は、約400年前から職人さんによって描かれ残されている伝統的な絵柄を今風にアレンジしたものです。そのため、和の雰囲がしっかり残りつつも現代の食卓にもしっかりとマッチします。

和を感じるいろはシリーズから、器をまわしながら釉薬をひしゃくで流し掛けて作られた白磁杓掛けシリーズ、イラストレーターのnoncheleeeや竹内俊太郎さんとコラボレーションしたものなど、様々な作品を生み出しています。

natural69

natural69は陶磁器の卸販売・小売販売・デザインの会社です。

『コストパフォーマンスが高くてシンプルで扱いやすく永く愛用できる器。
使い手に愛され続ける器づくりを』そんな想いで作られるブランドは、どれも手ごろな値段でありながら、モダンでかわいいものばかりです。

スウォッチ

引用:natural69公式サイト

natural69の看板商品、swatchシリーズ。
簡単な形と線でできたモダンなパターン柄が特徴です。
ジギーやパレットといったポップな絵柄から、鉛筆でくるくると描いたようなクロッキーなど11種類のかわいらしい絵柄があり、どれにしようかな?と悩むのも楽しいですね。

ヤンケ

引用:natural69公式サイト

バクやツバメやアルパカなど、絵柄は6タイプ。
つぶらな目をした動物たちが並んでいる姿は、見ているだけで癒されます。

お子様にも喜ばれそうな、日常づかいにぴったりなうつわです。

波佐見焼って?

「波佐見焼」は長崎県波佐見町で作られている、400年以上の伝統を誇る陶磁器です。

波佐見焼は、生産されているほとんどが磁器の器で、丈夫で扱いやすく、比較的安価で、個体差も少ないため、安定した商品、作品を手にすることができます。

今回紹介したブランドは、どれも波佐見焼を代表するものばかりです。

その中でも、白山陶器のプロダクトデザイナー森正洋が手掛けたG型しょうゆさしは、波佐見焼や白山陶器を知らないという方でも見たことがあるというくらい有名な作品と言えます。

今回紹介したもの以外にも、モダンで、スタイリッシュな波佐見焼のブランドが次々と登場しており、著名なアーティストとのコラボレーションも多数あります。

 

陶器と磁器の違い

うつわ(焼き物)は、大きく「陶器」と「磁器」に分かれています。

土ものと言われる「陶器」は、陶土とよばれる粘土、つまり土が主な原料です。一方で、石ものと言われる「磁器」は、陶石とよばれる岩石が主な原料となります。

波佐見焼は、磁器に分類されるものが多いため、目止め不要で、丈夫。扱いやすく、揃えやすいというのが波佐見焼の魅力の一つと言えます。

 

陶器と磁器の違い
原材料 陶土(粘土)が主 陶石を粉砕した石粉が主
目止め 必要なものが多い 不要なものが多い
強度 強くない 比較的強い
特徴 うつわの素材の風合いややわらかな色味 美しい絵付けやはっきりとした色味
主な焼き物 美濃焼 益子焼 信楽焼 笠間焼 有田焼 九谷焼 砥部焼 波佐見焼

 

波佐見陶器まつり

波佐見陶器まつりは毎年ゴールデンウイークに開催される大きな陶器市です。

30万人が訪れるこのイベントでは、白山陶器や、馬場商店など、波佐見焼を代表するブランドのB品などをショップに卸せなくなったものを中心にお安く購入することができます。

『波佐見陶器まつり』

■開催時間:9:00~17:00
■開催会場:本会場…やきもの公園広場 / 第2会場…波佐見・有田インター入り口広場

波佐見陶器まつりのことについては、下記の記事にまとめています。

『波佐見陶器まつり(波佐見陶器市)』概要まとめ

当日は大混雑が予想されますので、早朝に行って並ぶなどして万全の状態で臨んでください。

 

紹介したブランドが気になった方

本記事で紹介したブランドのアイテムは、すべてではありませんが、下記の一覧から購入することができます。

波佐見焼 一覧ページ

たくさんある波佐見焼の中からお気に入りを見つけてみてください。

 

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